[2004.05.11]
  レイプ魔がのさばる国


 ▼共有ソフト「Winny」開発の東大助手を逮捕(Sankei Web)
  http://www.sankei.co.jp/news/040510/sha054.htm


 自分のところの身内に利用者がいたとなったら(Impress INTERNET Watchの記事),今度は開発者ですか(わらい。

quote:ファイル共有ソフトのWinnyを開発して映画やゲームの違法複製を可能にしたとして,京都府警はWinnyの開発者を逮捕した。開発者は掲示板で「47」氏と名乗り,知られた存在だった。

 世界でたくさんのファイル共有ソフトが開発されているなかで,そのソフトの開発者を逮捕するという行為は,初めてである。この行為は,常識を失った暴挙である。この行為を正当化するのであれば,京都府警は,グーグルの責任者や,IEを開発するマイクロソフトの責任者も逮捕する必要がある。結果的にやっていることはなにも変わらない。Winnyがやっていることで,グーグルやマイクロソフトがやっていないことをあげてみて欲しい。

 開発者を逮捕という暴挙は,利用者を逮捕できないということから生まれたレイプである。ファイルをアップロードしている人間を特定できないWinnyは,結果的に現行の著作権法で取り締まることができない。このページで何度も述べているように,ファイル共有をなくすにはインターネットをなくすしかない。そのなかで世界初の暴挙に出た京都府警は,世界中で物笑いの種になるだろう。そしてそのレイプ魔が力を持つ国にいるわたしたちは,もう一度考える必要がある。このレイプ魔が力を持っている国って,本当にまともなんですか?

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